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校長室だより ♪校長室カンタービレ♪ 第2号が発行されました

♪校長室カンタービレ♪ 第2号

 第1号で、私の専攻楽器はピアノだということを書きました。今回は主に、私の高校時代のピアノ練習についての話をさせていただきます。

私がピアノを本格的に習い始めたのは小学2年の時でした。当時、男子でピアノを習う者はほとんどいませんでしたが、好きなことをただやっているという意識からか、恥ずかしさを感じたことはありませんでした。

中学になると、島根大学の先生にレッスンを受けるようになり、吹奏楽部の練習も頑張りながら、毎週出雲から松江に通いました。これも不思議と苦に感じませんでした。

そして高校。島根大学の先生から東京芸術大学の先生を紹介され、2週間に1回、出雲から東京へレッスンに通いました。

当時、土曜日は半日授業で、土曜の夕方に出雲を出発する夜行列車出雲号(現在のサンライズ出雲)に乗り、日曜日の早朝に東京着。午前中にレッスンを受け、午後はブラブラ。その日の夕方に東京駅から出雲号に乗り、月曜日の朝に出雲着。その後学校へ行って授業を受ける。この繰り返しでした。でも、これも苦に感じたことはありませんでした。

レッスンの日以外は、ひたすらピアノの練習に明け暮れました。朝の6時に起きて、登校するまでに1時間練習。学校で真面目に授業を受ける。ピアノの練習時間確保のため部活動には入っていませんでしたので、夕方帰宅したらすぐに練習。勉強時間も数時間確保しながら、寝るまでに4時間練習。つまりピアノだけでも一日に5時間は練習する。こんな生活を毎日過ごしました。

3年生の1月中旬、共通一次試験(現在のセンター試験)が終了した後は、東京にアパートを借り、そこにグランドピアノを入れて毎日10時間弾きまくる。レッスンにも通う。それが当たり前だと思っていた三島少年は、なんの疑問も感じず、ひたすら頑張りました。

それだけ頑張ったのに、1年目の受験は失敗。その時点で自分の実力のなさを痛感し、2年目は地元の大学を受験し合格。そして現在に至っています。

今振り返ると、自分の高校時代ってすごいなと思ってしまいます。よく頑張ったと自分を褒めてやりたい。今同じことをやれと言われても、絶対無理です。ただ言えることは、高校時代にガムシャラに頑張ったことは、必ずや人生に生きてくる。その後の人生を変えるということです。その時には結果が出なかったかもしれませんが、一つのことに集中して頑張ったという事実は残ります。それが自分の自信につながり、自分の仕事や生活に活かされています。私が証人です。

高校時代は、人生のうちのたったの3年間ではありますが、人生に大きな影響を与える3年間です。時が経ち、自分の人生を振り返ったとき、高校時代に頑張ったことが今役立っていると思えるような充実した高校生活を生徒に送ってもらいたい。私は自分の体験があるからこそ、このことを強く思っています。

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