
島根県立邇摩高等学校 3つの方針
伝統精神「勤労、創造、仁心」
スクールミッション「人間性豊かで、将来の地域産業を担う職業人・社会人の育成 」
~中学校における教育の基礎の上に普通教育及び専門教育を行いながら
一般的な教養を高め、専門的な知識・技術及び社会人として必要となる能力を習得させる~
1.『生徒育成方針(グラデュエーション・ポリシー)』
- ●勤労 地域に愛着と誇りを持ち、一緒に仕事をしたいと思われる生徒を育成する。
- ●創造 自らの課題と目標を設定し、自己実現に向けて主体的に取り組む生徒を育成する。
- ●仁心 多様性を認め、協働して問題を解決し、地域の発展に貢献できる生徒を育成する。
<育成する資質・能力>
- ① 主体性
- ・自ら学ぼうとする姿勢、質問や意見を発言する姿勢、自ら役割を担おうとする姿勢
- ② 協働性
- ・お互いを認め尊重し合う力、対話によって状況や取組をより良くしようとする力、組織や状況を認識し自分が何をすべきか判断する力
- ③ 探究性
- ・課題や目標を設定する力、情報を収集・整理・分析する力、論理的にまとめて発表する力
- ④ 社会性
- ・自己管理能力、コミュニケーション力、社会貢献意識
2.『教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)』
- ① わかる、できたが実感できる授業を実践する。
- ・ICT機器を有効的に活用して、わかる授業を実践し、基礎学力の確実な定着を図る。
- ・特別支援教育の観点から、ユニバーサルデザインやSST(ソーシャルスキルトレーニング)を取り入れた授業を実践する。
- ② 生徒が自分の進路や興味・関心により総合学科ならではの多様な選択のできる教育課程を編成する。
- ・「農業とくらし」「みらいビジネス」「食とこども」「ひとと福祉」の4系列の各専門分野の知識・技術を身に付けるため、実習を重視する。
- ・ 柔軟な科目選択ができるようにし、系列を超えた学びを可能にする。
- ・ 検定や資格取得の学習を通して各系列の専門性の向上を図り、多様な進路選択を可能にする。
- ③ 「産業社会と人間」「総合的な探究の時間」を柱としたキャリア教育や体験や地域連携を重視した活動を実践する。
- ・総合学科原則履修科目「産業社会と人間」
出会いと関わり合いを通して視野を広げ、自分を見つめ、多様な価値観を育成する。 - ・「総合的な探究の時間」
1年次 系列体験や体験的な 活動をしながら 、探究学習の基本的スキルを身に付ける 。
2年次 地域社会や自らの課題を発見し、主体的な解決方法を探究し、進路実現に向け勤労観を養う 。
3年次 系列で学ぶ専門的な知識・技術を活用して、課題解決学習(課題研究等)を実践し、邇摩高フェアの企画・運営を通して、地域への貢献方法を探究する 。
- ・総合学科原則履修科目「産業社会と人間」
- ④ 地域との協働による学校魅力化を推進する。
- ・コンソーシアムを活用して地域関係機関との連携を強化し、地域課題解決や地域貢献に取り組むことで、地域と一体になって学校魅力化に取り組む。
3.『生徒募集方針(アドミッション・ポリシー)』
- ① 基本的な生活習慣と基礎学力が身についており、主体的に粘り強く何事にも取り組める生徒
- ② 本校の学習内容に興味・関心があり、他の生徒と協力しながら、よりよい学校生活を築いていくことができる生徒
- ③ 地域に愛着と誇りを持ち、将来、地域に貢献しようとする志を持つ生徒
- ④ 自他ともに尊重し、思いやりをもってより良い人間関係を築こうとする生徒