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学校概要

【石見神楽部】 島根県代表として今夏「全国大会」へ

 「第19回郷土芸能の集い」が1月7日(火)浜田市の石央文化ホールで開催されました。島根県高等学校文化連盟(高文連)郷土芸能部門主催で、今年8月に開催される第44回全国高等学校総合文化祭(総文祭)の出場校を決める予選会です。本校は国譲りを題材とした「鹿島」で出場し、「優秀賞」を得て総文祭への推薦をいただきました。平成30年に部活動を立ち上げた夏に「岩戸」で出場し、今回2回目の出場となります。地元を中心に多くの公演の機会をいただき、地元神楽団様から衣裳をお借りするなど、多くの皆様からのご支援の賜物と感じています。この恩に報いていけるように島根県代表として全国の舞台で石見神楽を披露してまいります。ありがとうございました。
 さて、今回の「鹿島」ですが、神舞に重きを置いて練習しました。石見神楽は昨今、個性的な所作を取り入れ派手に舞う傾向があります。本校石見神楽部は、個性的な必要以上の(無駄な)所作を削り、神としての品格を出し、2年島崎伶旺君の大太鼓の歌に合わせて丁寧に綺麗に舞うことを目標としていました。写真を御覧いただければ、息をぴったり合わせて舞っている様子がうかがえるかと思います。3年生の西本将大君と1年生の林瑠哉君の舞です。
 

 風格のある大国主の命は2年生の川村幸輝君が、建御名方神は2年生で現生徒会長の橋口祥也君が演じました。西本将大君と橋口祥也君との『力比べ』のシーンは迫力があり、とても見ごたえのあるものとなりました。大会の規定で13分以内で神楽を構成しなくてはならないので、見足りないと思われた観客もいらっしゃったに違いないほど躍動感あふれる『力比べ』を見せてくれました。

 「郷土芸能の集い」では神楽上演の前に、『学校紹介・演目紹介』を舞台袖でアナウンスします。3年生で前生徒会長の山口凜君が担当しました。流暢で上手に原稿を読み、まるで放送部でも雇ってきたかのようなアナウンスで、神楽を一層ひきたててくれました。『今年度「令和」という第126代今上天皇の新しい御代となりました。大国主の命が天照大御神の子孫に国を譲り、天皇となって連綿とこの国を治めてきたというのは、世界に誇れる日本のロマン溢れる真実です。私達は奉祝の思いを込め、国譲りをモチーフとした「鹿島」の稽古を重ねてきました。更に今年度は、石見神楽が日本遺産として認定されました。石見地域で伝承される伝統芸能と言われるのに相応しく、本来の基本の型と所作も再確認しながら「鹿島」の稽古に取り組みました。・・・・・・』など約2分程度の文章を繰り返し練習してくれていたようです。
 表彰式では部長の西本将大君が代表で「優秀賞」の賞状をいただきました。締太鼓の2年生岩谷利樹君、手拍子の3年生田中歩武君と米浦心優さん、笛の3年生森美晴さん、裏方を務めてくれた3年生月森亮君と1年生米浦愛優さん、今回インフルエンザのため参加できなかった3年生の中前遥さんを含め、みんなの平素の力を合わせた活動のお陰でチャンスが巡ってきました。(本当におめでとう!)

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